ここ数ヶ月の間に「TikTokがなくなるのでは」という話が飛び交っています。
この記事では
- TikTokはなくなってしまうのか?
- TikTokがなくなるのはなぜ?
- 中国のアプリだから?
- なくなったらどうしたらいいの?
などについて解説していきたいと思います。
TikTokがなくなるのは本当?理由は?なぜ?
TikTokが無くなるかもしれないのは「本当」です。
具体的にいつからなくなるという話ではなく2020年8月半ばの段階ではすべてが未定になっています。
それではなぜTikTokがなくなるのか?について解説していきます。
TikTokがなくなるかもしれない理由
TikTokは中国のバイトダンスという会社が運営しているアプリです。
なくなるかもしれない理由について、簡単に言うとすると
- 中国がTikTokでユーザーの情報を集めて情報操作をしようとしているのでは?という疑いがあるため
- 中国とアメリカの関係の悪化
この2点が挙げられます。
TikTokのアプリシェアの成長率は圧倒的で、国内でもfacebookやInstagramついで5位にランクインしています。
特に若者を中心に圧倒的な人気の広がりを見せたTikTokなのですが、拡散力が本当にすごく若者の思想を支配してしまう可能性も潜んでいるんですね。
2019年にアメリカの17歳の女の子のユーザーが中国を批判するような内容を投稿したあとアカウントが削除されるということが起きました。
TikTok側は削除は他の動画によるポリシー違反でAIによるミスだったと発表していますが、中国政府より削除依頼があったのでは?と憶測が飛んでいます。
ただ動画は1時間ほどで元に戻されていてアジズさんの動画は今も見られるので、明らかに中国政府による陰謀だとも言えないと思います。
アメリカは11月に大統領選挙を控えていて、現在大統領のトランプ大統領の支持率は下がっていて、当選できないかもしれないんです。そこで中国へ強気の姿勢を貫くことでイメージをあげる作戦をとっているんです。
TikTok側は否定していますが、中国政府に個人や国の情報が中国政府に渡っている可能性をずっと懸念されていたので、突きやすい対象であったとも言えます。
そこでアメリカ側はTikTokアプリをアメリカのアプリストアから削除することを検討していると発表しました。
ただ本当にTikTokがなくなると、若い層から選挙前に反発があるかもしれないことでTikTokの米国法人を買収しようという動きになっています。
TikTok側もアメリカで利益がまったく出せなくなるわけですから米国法人を売ってしまった方が得策として、話し合いが進められているんです。
ということで、現在マイクロソフトがTikTokのアメリカ分の会社を買収協議中となっています。
ただ技術的に難しいという報道があったりと、実際どうなるのかはまだ大きなニュースはでていません。
TikTokの代わりのアプリ候補Instagramの「リール」について
TikTokは同じようなユーザーを抱えているインスタの会社であるfacebookが運営すればいいじゃないの!と思うかもしれませんが独占法に違反する恐れがあるので難しいんですね。
そんなインスタグラムではTikTokと同じようなサービスである「リール」の実装が始まりました。
ほとんどTikTokと同じような作りとなっています。
ただTikTokの優れた点はおすすめの学習能力のすごさにあると思います。
TikTokでは自分が長く観た動画やいいねをした動画をAIが分析して同じような動画をおすすめに出してくれているんですね。
なので、青春やおしゃれな動画を見る女子高生と、ペットや子供などの動画を見る40代のユーザーでは表示されるおすすめが全然違うものになっているのです。
これの何がすごいのかというとおもしろいコンテンツを「選ぶ、探す必要がない」ということなんですね。
同じようなことをリールができているかというとまだ発展途中だと思います。
ただfacebookやInstagramが爆発的にヒットしたことを考えれば、リールもっと流行ることはあり得ると思います。
他の会社も同じようなアプリ作りに励んでいると思います。TikTokと同じようなサービスがなくなるということは考えられないので、もしTikTokがなくなっても類似したアプリはたくさん出回ると考えられます!
TikTokはなくなるかもしれない理由のまとめ
現在、中国の会社であるため、バイトダンスが運営しているままでは、TikTokがアメリカのアプリから削除される可能性が高いです。
そこでアメリカ側はTikTokのアメリカ分の会社を買収しようとしています。
買収できずアメリカからTikTokがなくなれば、同じく日本でもTikTokを禁止する可能性は高いです。
買収ができればTikTokという名前のままかは不明ですが継続していくと考えられます。
アメリカの独裁的に思えるかもしれませんが、中国では海外のアプリの使用は制限されていて、facebookやツイッターなどは使用できないのです。
同じことをしているだけで、アメリカで商売がしたいなら中国でもさせてということになりますね。
ということで日本としてはTikTokをアメリカの会社が運営してくれれば安心して使えるというまとめになります。
TikTokがなくなるなんて筆者もとても悲しいのでマイクロソフトを応援しています!
TikTok継続してほしいですね。それでは!