表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬を読んで

キューバに行きたくなった。

この本を今日読めてよかったなと思った。

普段自分が感じているものは自分だけが感じているものではないんだなと思えた。

 

いつでも社会は多数決で物事が決まる。

良いという声が多いものは良い。

悪いという声が多いものは悪い。

自分の考えもそうでなければおかしくて、

自分がひとりぼっちでどこか欠けているのではないかなと感じることがあった。

もちろん自分の周りには自分と同じような考え方を持っている人もいてそれは友人だったり、

近しい人だったりするけど、

自分を取り巻く環境で出会う人の多数決はいつでも変わらずに、

向いている方向の違うものだから、

それは、小さいかもしれないけど私にとっては孤独と呼べるものなのだ。

 

たくさんの選択肢があって、疲れてしまうけど、

自由に選らべることがとても恵まれているということは日本では、忘れてしまうことなんだなと思った。

 

本の中では若林(さん)が感じる「生きづらさ」が正直につづられていて、

それは前作「社会人大学人見知り学部 卒業見込」のときもそうだったけど、

胸が苦しくなるような文章である。

 

自分が今いる世界の「当たり前」だと思い込んでいるものを外して

世界を見ると何がデフォルトで、何が作られたものなのか、感じることができるんだなぁと思った。

 

本の終わりは他界した父親との関係性を綴っている。

私は女だから男の人のファザコンという言葉がどのようなものなのかうまく変換できないけれど、

彼と父親の関係はとても愛があり、本の中にちょろっとでてきている「家族って楽しいだろうな」という文章を読んでいて胸のあたりがツーンとした。

 

本全体を読んみて、そこには彼の心が少年さを持っていて、いや失えておらず、

彼が持つ考えを疑ってみて、それが本当に正しいことなのか。を頭の中であれこれ考察している文章に

読み手である私も納得したり、それはそうとも言い切れないときっと。などと

考察している自分がいた。

 

「死ぬほど働いて死ぬほど何かを買うことが幸福」の多数決に

yes!そのとおり!とは言えないけど

「無理をしないで 気楽にいこうぜ」には

そんな風に生きていくことがきっと幸せだよねと同調できた。

 

 


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まいにちこおどり
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